こんにちは、ののです!
今回は、ミュージカル「アニー」2023について書きたいと思います!
今回、ご縁あって名古屋公演に招待して頂きました。
個人的には、機会があれば是非観劇したいと思っていたので、今回観劇できて嬉しかったです!
今回は、アニーの物語に触れつつ、
- 何歳からの観劇が良いのか
- 子どもでも楽しめるのか
- アニーのおすすめポイント
などを書いていきたいと思います!
ミュージカル「アニー」とは
「アニー」が誕生したのは1924年。原作者のハロルド・グレイが「ザ・リトル・オーファン・アニー(小さな孤児アニー)」という漫画として、新聞「ニューヨーク・デイリー・ニューズ」に連載したのが始まり。
それを原作として製作されたブロードウェイ・ミュージカルが、このアニーです。
日本では、1978年に初めて上演されました。
現在の冠スポンサーが丸美屋食品のため、丸美屋食品ミュージカル、となっています。
出演者は、毎年オーディションを実施するため、一部の役を除いて毎年顔触れが異なるそう。
子役のキャストは、毎年9000名を超える応募者から、書類選考・オーディションを経て選出。
出演キャストは、こちらの「公式サイトのキャスト」をご参照ください。
私が観劇したのは「チーム・モップ」でした。
日本テレビでは、毎年番組で子役オーディション・レッスンの模様を紹介しているので、観たことがある方もいらっしゃると思います。
何歳から観劇できる?
「アニー」と言えば、多くの子役が出演するミュージカル。テレビやCMでも見かけることがあるかと思います。
そのせいか、多くの舞台やミュージカルが未就学児の入場は不可としていますが、「アニー」は4歳未満の入場が不可となっています。なので、ぶっちゃけ4歳でも入場できます。
来場者は確かに子どもも多く、私も5歳の娘を連れて行きました。
しかし、正直まだ早かったかな…と感じました。
子どもには少し内容が難しい
舞台は1930年代、世界大恐慌直後のアメリカ、ニューヨーク。
物語の始まりは、孤児院のパートから始まります。
大体のストーリーは、こちらの「公式サイトのみどころ」をご参照ください。
子どもたちの歌のパートや、孤児院の院長であるハニガンとのコミカルなやりとりは楽しんで観ていました。
孤児であるアニーが、億万長者であるウォーバックスに一緒に映画へ行きたいと駄々をこねるシーンは面白く、会場から笑い声が聞こえていました。
しかし、やはり全体的に内容が難しく、一幕が終わる頃には少し飽きてきてしまいました。
休憩中に、キャストさんによる拍手の練習?のようなものがあり、それがそのまま二幕へ活かされていたのは良かったなぁと思いました。
二幕も歌やダンスなど、子どもが興味を持つシーンはありますが、やはり内容の理解はできていなかったように思います。
何歳からの観劇がおすすめ?
歌やダンスが好きなお子さんなら、曲を口ずさんだり、ダンスを見ているだけでも楽しめると思います。
また、コミカルなやりとりの部分は5歳の娘でも理解して笑っていたので、楽しんでるな、と感じるところもありました。
しかし、やはり内容が孤児や世界大恐慌関連のお話で、あまりにも現代とはかけ離れているので、理解するのは難しいと思います。
私個人の意見ですが、観劇は小学校の中高学年くらいが良いのかな…と思いました。
世界大恐慌自体は社会や歴史で学びますし、それが理解できるくらいの年齢がおすすめです。
アニーのおすすめポイント
アニーは長年上演されている人気ミュージカル。
そこで、いくつかおすすめポイントを書いていきたいと思います。
生オーケストラ
座席が6列目だったので、前通路で見やすそうだなーと思っていたら、なんと最前列。
1~5列目がオーケストラピットでした!→座席案内
生オーケストラのミュージカルは初めてでしたが、本当に素晴らしかったです!
生で演奏しているとは思えないくらいタイミングなどがばっちりで、キャストさんとの信頼関係も伺えました。
最後のカーテンコールの演奏も、キャストさんがオーケストラのメンバーを労っていたり、来場者も最後まで拍手していたりと、本当に良かったです。
生オーケストラの一体感、癖になりそうです…!
たくさんの子役たち
アニーと言えば、たくさんの子役たちが歌にダンスに演技に、と大活躍します。
観に来ている子どもたちも、自分と年の近い子が舞台に立っていることで、親近感を持ったり集中して観たりなど、良い刺激になるのではないでしょうか。
現在出演している子役たちも、実際にアニーを観劇したことで出演を志す子も多いです。
アニーでの子役の活躍が、また未来の子役を生み出していると言っても過言ではないと思います。
また、親視点では子どもたちが稽古を重ね、一生懸命役を演じていることにひたすら感動します。
子役を支える実力派俳優たち
もちろん子役たちだけではなく、大人キャストも実力のある方たちばかり。
演技はもちろん、ミュージカルなので歌にも圧倒されました。
ただ歌が上手いだけでなく、感情を乗せた歌声は心に響きますし、聞いていてとても楽しい!
皆さん全員素晴らしいですが、個人的にはハニガン役のマルシアさんが特に大好きです。表現力が本当に半端ない!
実は10年ほど前にも舞台を拝見したことがあるのですが、マルシアさんの歌声が聞けただけでその時のチケット代の意味があるな、と思ったほど。
大人キャストさんが舞台を支えているからこそ、子役たちが生き生きと活躍できるんだなと思いました。
名曲の数々
有名なのは「トゥモロー」ですが、アニーには他にも数々の名曲があります。
アニーや孤児たちが歌う「メイビー」や「ハードノックライフ」などは、曲調も覚えやすく、歌詞も前向きで心に残ります。
ストーリーが出来ない年齢でも、アニーたちが歌う曲は楽しめますし、ミュージカルを盛り上げてくれます。
大人キャストが歌う曲は難しい内容のものもありますが、その歌唱力や表現力には本当に圧倒されます。
まとめ
今回、5歳の娘を連れて感激したミュージカル「アニー」について、
- 何歳からの観劇が良いのか
- 子どもでも楽しめるのか
- アニーのおすすめポイント
などを紹介しました。
アニーはたくさんの子役が出演しており、観劇のハードルも低いです。
未就学児でも楽しめるポイントはありますが、やはりある程度物語の内容が理解できる年齢になってからがおすすめです。
しかしながら、大人も十分に楽しめる内容ですので、親子や家族で観劇するにはピッタリのミュージカルだと思います。
毎年夏休みの時期に上演していますので、是非近くで公演がある際にはチェックしてみてくださいね。
また余談ですが、退場時にスポンサーである丸美屋さんの商品が配布されました。
他の方からも「やった!」「これは嬉しい」と言う声が聞こえてきました。
観劇後にプレゼントを貰ったのは初めてです😂
ここまで読んで頂きありがとうございました!