こんにちは!ののです。
今日はタイトル通り、育休延長のメリットとデメリット、そして現在絶賛0歳双子の保活中である私の現状と考えなどを書いていきたいと思います。
育児休業と育児休暇
一口に育休と言っても、「育児休業」と「育児休暇」の2種類があります。それぞれ異なる制度なので、まずはしっかり理解することが必要です。
育児休業は、「国が法律で定めた公的制度」のこと。
対象者は入社後1年以上経過しており、かつ1歳に満たない子どもを育児する従業員。
育児休業の取得期間は原則子どもが1歳に達するまでですが、子どもが1歳に達しても保育所が見つからないなど、やむを得ない理由がある場合は最長で2年まで延長できます。
育児休業は法律で決められた制度なので、どの企業においても対象者や期間が同じです。
そして育児休暇は、従業員の育児支援のために設けられている「会社の制度」です。
法律で定められた育児休業とは異なり、各企業が独自に設置する制度。
それゆえに、育児休暇の内容については、厳格な決まりがありません。対象者・期間・給付金など、各企業ごとに異なります。
この記事では、「育児休業」について書いていきたいと思います。
育休の延長について
育休の延長は、1歳になる時点で保育所などに入所できない等、雇用の継続のために特に必要と認められる場合に限ります。
その場合は1歳6か月まで(再延長で2歳まで)育児休業を延長することができますが、その際には手続きなどが必要です。
育休の延長を検討している場合は、子どもが1歳になる前までに、必ず保育所への申し込みをしましょう!また、申し込み期限については各自治体によって異なるので、各自確認も忘れずに。
1歳に達する日までに保育所等へ申込みを行っていない場合などは、復職の意思がないとみなされてしまい、育休の延長はできません。
年長娘の保活記録
今、年長の娘がいますが、娘の保活の時のことも少し書きたいと思います。
…と言っても、保活らしい保活はしてなかったです。
なぜなら、娘は3月生まれだったから。
さすがに田舎と言えど、3月に空きはないだろう…と思い、最初から次年度4月の一斉入所狙いでした。
4月の一斉入所の申し込みは前年度の10月だったので、10月に申し込みをし、少しの期間ですが育休延長の手続きのために1月に申し込みをしました。
※1月の申し込みは、1歳になる3月時点で保育所に入れません、と言う保留通知をもらうため。
しかし、4月に1歳児クラスへ入所するためには、フルタイム勤務での復帰でないと点数が足りず、入れませんと言われました。
当初は時短勤務も考えていましたが、ここで時短にするといつ入所できるかわからないため、泣く泣くフルタイム勤務で申請。
近隣の自治体では、時短勤務でも1歳から預けられる場合があるそうなので、これは自治体の保育所の数なども関わってくると思います。
1歳0か月で無事入所し、あっという間に年長さんです。
上記の通り、娘の時はあまり深く考えずに保活終了しました。
0歳双子の保活記録と現状
ここからは、絶賛保活中の0歳双子について。
双子はちょうど年度の真ん中あたりが誕生日。
私の自治体では、0歳で確実に入所したい場合は以下の2点が有力なため、中途入所は難しいと言われていました。
- 4月生まれ(4月でなくとも、年度始まりに近ければ近いほど有利)
- 出産前や産休中など、早い段階から申請して枠を確保(ただし1歳になる前に入園、育休終了)
1については、まぁそれはそうだろうなと。
2については、仕事が大好きな人、育休延長したくない人、しっかり計画している人、と言う印象。
今回、私はどちらにも当てはまっていません。
やろうと思えば2のように枠を確保することもできたと思いますが、
- 今後妊娠出産予定がないため、最後の乳幼児期を悔いなく過ごしたい
- 流産を経験しているため、事前に申請することへの不安があった
上記の理由より、入所できてもできなくても受け入れようと思っていました。
結果として、入所の申請手続きはしましたが、先日2人ともに保留通知が届きました。
今は、育休延長の手続きを行っているところです。
育休延長のメリット
育休延長のメリットは、やはり子どもとより多くの時間を過ごせることだと思います。
この時期の子どもの成長は本当に凄まじく、日に日にできることが増えていきます。それを見守ることができるのは本当に嬉しく、正に育児中の今しかできません。
育児に専念できるため、仕事に関してのストレスも軽減される可能性もあります。
また時間に追われることが少なくなったため、長女の保育園送迎の際に同じ園の保護者と交流することができたり、送迎に悩んでいた習い事を増やしたり。
双子の育休中ですが、長女との時間もゆっくりとれて、良いなと思いました。
仕事をしている時では難しい時間の使い方ができるのは、大きなメリットだと思います。
育休延長のデメリット
育休を延長することのデメリットは、収入が減ることと、仕事や職場に対する様々な不安だと思います。
私にとって一番大きいデメリットは、やはり収入の減少。
育休期間中は、当たり前ですがお給料がありません。定期的な収入が途絶えるのは、結構キツいです。
仕事をしていないだけで、生活はこれまでと変わりませんし、寧ろ子どもたちに関わるお金は増えています。特に双子、めっっっちゃお金かかります!!!
我が家は1缶2,000円超えの粉ミルクや1パック1,200円程度の紙オムツがほぼ3日でなくなりました…。
育休中は社会保険料が免除になり、半年までは総支給の67%の給付金が貰えるため、ほぼ仕事をしていた時の手取り収入と変わらない、と言う場合も多いです。
ただ、半年を過ぎると総支給の50%程度となり、収入が減ります。
しかも、この育休手当の支給は色々手続きがあるため支払い開始が遅く、振り込みも2か月に一度。余裕がないと家計が厳しくなることもあるので、要注意です。
そして、本来あってはならないことだと思いますが、育休の延長によりキャリアへの影響や、職場での立場、仕事内容への進行に関する課題などもあります。
私は一度育休からの復帰を経験していますが、その際に職場と勤務時間の変更があり、仕事内容も変わりました。
嬉しい配慮でしたが、慣れない業務もあり、また引継ぎなどもなかなかスムーズではなかったので、当時はとても大変でした。
今回は特に職場も部署も変更なしの予定ですが、産休育休中にシステム改修があったため、それに慣れるまでは少し時間がかかりそうです。
育休延長までの葛藤
私は、自分が育児に向いていないなーと思っています。
もちろん可愛いですし、産んで良かったと心から思います。
でも、それだけですまないのが育児だとも思います。
子どもたちのことが大好きだからこそ、私は四六時中一緒にいることがとても辛く感じることがあります。
娘の時、1歳で保育園に預けるのはひどいのかな、かわいそうなのかな、と思いました。身内にも言われました。
でも、結果として私は預けて良かったと思っています。
自分は仕事をして、娘は保育のプロである保育士さんに見てもらって、家では一生懸命向き合う。私にはそれが合っていました。
そして今回、双子の保活。
上述した通り、今後の妊娠出産予定はないため、今が最後の育休のつもりです。
元々お盆やお正月などの長期連休がない仕事と言うこともあり、育児中とは言え、これが最後の長期連休になります。
なので、延長なら延長でいいかなーと思っていました。
しかし双子が大きくなるにつれ、1日3回×2人分の離乳食準備、ハイハイやつかまり立ちをするので目が離せない、体力がついてなかなか寝ない…など、大変だと思うことが増えました。
これなら、もう保育園へ預けて働いた方が楽なのでは?と思うようになりました。
この「最後の連休になるんだから延長したい」思いと、「双子を自宅育児するの大変だからもう預けて働きたい」という思いを、ここ最近はずっと天秤にかけていました。
結果は育休延長でしたが、これは双子の入園が決まるまで、しっかり子どもたちに向き合えと言う思し召しだと思います。
保活に関する思い
2016年に書かれたこちらの記事。知っている方、覚えている方いますか?
https://anond.hatelabo.jp/20160215171759当時の私にはまだ子どもは居ませんでしたが、子どもを保育園へ入れることはとても大変なことなんだ、と思いました。
そして子どもを預けられなかった場合は、仕事を失うことにもなるんだと。
少子化と言われているのに、預けられる場所が少ない。
収入が少なくて共働きでないと生活が苦しいのに、仕事ができない。
しかし、場所が違えば育休をあえて延長したり、育休手当だけもらってそのまま退職したりする人もいる。
そもそも保活と言う言葉自体、割と最近聞かれるようになったのでは?と思います。
私個人の思いとしては、子どもを預けたいと思った時にすぐ預けることができたらいいなと思います。
保活なんて言葉もいらないです。
子どもが生まれたら男女関係なく育休取得を義務化、そして復帰時期は1~3年の間から好きに選べるようにできたらいいのに、と思いました。
ちょっと愚痴のようになってしまってすみません。
双子の保活はまだまだ続きます。また何かあれば書きたいと思いますので、興味のある方は是非見に来てください。
ここまで読んで頂きありがとうございました!